2022年01月25日 焼酎の知識

焼酎初心者にオススメする焼酎の選び方

 

こんにちは、あくがれ蒸留所です。

 

この記事にたどり着いたあなたは

 

  • 最近焼酎の味がわかってきて、これから自分に向いている焼酎を知りたい。
  • 周りに焼酎好きが多く、焼酎についての知識を深めたい。
  • 実は焼酎があまり得意ではなく、克服したい。
  • 健康が気になり焼酎を飲み出したけど、もっと美味しい焼酎を知りたい。

 

など、もっと美味しい焼酎や、自分に合った焼酎を知りたい!と思っている方ではないでしょうか。

 

はじめにお伝えしておきますと、本記事はこういったタイトルの記事によくありがちな「固有のオススメ商品」を紹介する記事ではありません。つまりこの焼酎を買えばOKという記事ではないので、そういった点では期待外れと思われる方もいらっしゃるかもしれません。

 

焼酎に限らずだと思いますが、一概に「飲みやすい」「甘い」「辛い」「香る」などの様々な表現は人によっても異なりますし、ましてや焼酎を飲みなれていない人たちにとっては「甘い」とオススメされた焼酎が「全然甘くなかった」などの意見もよく聞きます。感想の違いの大半は主観によるものですが、 焼酎はそれだけ表現することが難しいお酒 なのかもしれません。

 

今回は「みなさんが好きなお酒」に関連する焼酎を紹介していきます。自分に合った焼酎を探すきっかけにしていただければと思います。

 

 

 

【初心者向け】あなたの好きなお酒から選ぶおすすめの焼酎

 

ここでは「◯◯(好きなお酒)が好きな人にオススメする焼酎」と題して、その好きなお酒に関連する焼酎を紹介します。

 

 

ビールが好きな人にオススメする焼酎

 

ビールの原料は麦であり、麦使った焼酎ということであれば麦焼酎がオススメです。しかし、ビールと麦焼酎ですと味は全く違います。ビールは醸造酒のひとつであり、簡単にいうと ビールは麦芽を発酵して造るものですが、焼酎は米や芋を発酵し、出来たもろみを蒸留という過程を経て作り上げるもの です。また、ビールといえば喉で感じる炭酸の爽快感ですが、焼酎に炭酸は含まれていません。日本酒には微発泡など炭酸が入っているものも少なくありませんが、焼酎では炭酸入りのものが存在しないため、炭酸の要素をお求めの方は、焼酎の炭酸割りなどをオススメします。

 

おすすめポイント
  • 麦焼酎を選ぶ
  • 炭酸割りを試してみる

 

関連記事 焼酎の炭酸割りについて。ソーダ割りとの違いや、美味しい焼酎の炭酸割りを作る方法

 

 

日本酒が好きな人にオススメする焼酎

 

日本酒も焼酎も、「原料である米麹を造る」製造過程は同じですが、日本酒で扱う麹は主に黄麹、焼酎で扱う麹は白麹・黒麹が主流の麹になります。しかし焼酎にも日本酒で扱う黄麹を使っている焼酎は少なくありません。黄麹を使った焼酎は日本酒のような吟醸香やフルーティさが特徴になるため、日本酒の要素を求めるなら黄麹を使った焼酎がおすすめです。また、 米焼酎は日本酒と同じで米からできているものなので、原料から見えれば日本酒が好きな方には米焼酎もおすすめ できます。

 

おすすめポイント
  • 黄麹を使った焼酎を選ぶ
  • 米焼酎を選ぶ

 

関連記事 焼酎と麹(黄麹・黒麹・白麹)の関係について

関連記事 【焼酎の作り方④】焼酎造りにおける「二次仕込」について

 

 

ウイスキーが好きな人にオススメする焼酎

 

ウイスキーは焼酎と同じ蒸留酒です。ビールや日本酒と比べれば焼酎に近いお酒と言えると思います。しかしウイスキーの醍醐味は何と言っても樽の香りではないでしょうか。 樽香が好きという方は樽熟成された焼酎がオススメです。 特に樽熟成された焼酎は、比較的一般的な焼酎のアルコール度数である25度よりも度数が高いものが多く、おおよそ40度のウイスキーに寄せて造られている商品が多い傾向にあります。

 

おすすめポイント
  • 樽熟成の焼酎を選ぶ

 

関連記事 【樽熟成焼酎】樽熟成に使われる焼酎は麦焼酎が定番!?

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ワインが好きな人にオススメする焼酎

 

ぶどう由来の果実味が特徴のワインですが、 ワイン造りに使われる「ワイン酵母」を用いて造られた焼酎も沢山あり、フルーティで酸味のある味わいの焼酎が生まれています。 また、フルーティな香りがお好きな方であれば、減圧蒸留で造られた焼酎や、日本酒を作られる際に使われる黄麹を用いて造られた焼酎がおすすめです。

 

おすすめポイント
  • ワイン酵母を使った焼酎を選ぶ
  • 減圧蒸留で造られた焼酎を選ぶ

 

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まとめ

 

好きな焼酎を見つけるアプローチはたくさんあると思います。これさえ抑えておけば焼酎選びで失敗しない!芋焼酎をプレゼントする時の7つの選び方にも書かせていただきましたが、蒸留方法やアルコール度数、熟成度合い、濾過、麹、酵母、ラベル、そして飲む環境によってもお酒の味は変化します。「自分は◯焼酎が好き」と考え、そればかり飲んでいると、そのほかの焼酎の良さに気づけないこともあります。何事も広い視野で好き嫌いせずに自分の好みを探っていきましょう!

 

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この記事を書いた蔵人
yusuke kuroki
大学卒業後、広告業界に20年。焼酎が好きであくがれ蒸留所に参加。現在はWEB周りの管理やコンテンツ作り、SNSをメインに担当。あくがれ蒸留所の好きな焼酎は「東郷大地の夢」
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