2020年05月15日 焼酎の知識

焼酎はダイエットに効果あり?焼酎は「痩せたいけどお酒が飲みたい人」にオススメです

焼酎はおじさんが飲むものってイメージがありませんか?

 

 

昔から焼酎のイメージといえば、一升瓶を手にあぐらをかいているおじさんが相場ですが、近年では「焼酎女子」というジャンルも存在し、焼酎が美容やダイエットの点からも効果があると見直されてきました。

 

 

今回はダイエットをしている、これから始めようとしている方に焼酎を飲んで得ることができるメリットを紹介します。

 

 

 

ダイエットには焼酎が効果的な2つの理由

 

 

「焼酎はヘルシー」という言葉、聞いたことがありませんか?しかしヘルシーと言っても、具体的にどんな点がヘルシーなのかを聞かれるとわからない方が大半じゃないでしょうか。今回は焼酎のダイエット効果をご紹介します。

 

 

糖質ゼロ

 

 

「え?焼酎って糖質ゼロなの?あんなに甘いのに?」

 

と思っている方も少なくないでしょう。焼酎は蒸留酒というお酒の種類にカテゴライズされ、いわゆるビールやワイン、日本酒のような醸造酒という穀物や果実を酵母によってアルコール発酵させて作ったお酒と違い、蒸留酒は簡単にいうと原料を発酵させた醸造酒を蒸留して作ったものです。アルコールを蒸留しているだけなので、芋の匂いなど「甘い」と感じている味は実は蒸留したアルコールについた匂いなんです。糖質はゼロになります。

 

・主な醸造酒と蒸留酒

醸造酒:ビール・ワイン・日本酒

蒸留酒:焼酎・泡盛・ブランデー・ウイスキー

 

 

プリン体ゼロ

 

 

痛風の方の中にはプリン体を気にされてる方もいますよね。尿酸値などを気にしている方ならなおさらプリン体には敏感になると思います。ここでは様々なお酒に含まれるプリン体の量を紹介します。

 

お酒 プリン体含量
焼酎 0.0
ウイスキー 0.1
ブランデー 0.4
日本酒 1.2
ワイン 0.4
ビール 3.0~7.0
発泡酒 3.0~4.0
紹興酒 12
地ビール 7.0~12

アルコール飲料中のプリン体含有量(mg/100ml)

 

焼酎はその蒸留工程においてプリン体が除かれるため、ほとんど含まれていないと言われています。

 

 

アルコール度数とカロリーの関係

 

 

一般的にアルコール度数が高いほど、比例してカロリーも高くなります。下記はアルコール度数とカロリーの相関表です。

 

お酒の種類 アルコール度数 カロリー
焼酎 25% 140kcal
日本酒 15% 105kcal
ワイン 12% 70kcal
ビール 5% 40kcal

 

 

あれ?と思いませんか?糖質が高いと言われているビールやワインなどの醸造酒より、ダイエットに効果的といわれている焼酎のカロリーが高い。

 

 

実はこれは数字のマジックなんです。

 

 

確かにこの表を見るとそう考えがちですが、ビール好きな方は一本や二本で治りません。アルコール度数も低めなので、ついつい量が増えてしまいます。そこに来て焼酎は少量で満足してしまう。ビール一本分の焼酎は飲めませんよね。さらに焼酎は大半の方が薄めて飲まれると思います。その結果、相対的に見ると、薄めて飲むのであれば焼酎は表に書いてあるほどカロリーは摂取しないということになります。

 

 

焼酎をダイエットに用いる注意点

 

 

まず大前提として、アルコール中心のダイエットは体調を崩すきっかけにもなりますし、この記事はそれをオススメするものではありません。あくまでもダイエットの一環としてストレス発散のために「糖質やプリン体のない、カロリーが少ない焼酎を飲もう」程度のお付き合いとしてくださいね。それでは焼酎をダイエットに用いる上での注意点です。

 

 

割りものに気をつける

 

 

焼酎を飲む場合、割って飲む方も多いと思いますが、割る飲み物がジュースやサイダーなど、そもそもカロリーのある飲み物で割ってしまった場合、そのジュースの糖質がプラスされてしまうのでカロリーを抑えることはできません。割って飲むのなら水や氷、お湯、炭酸水などカロリーや糖質の低いものを使って割っていくようにしましょう。

 

 

焼酎は甲類焼酎を選ぶこと

 

 

焼酎には甲類焼酎と乙類焼酎があり、どちらも糖質はゼロ、カロリーに関して言うと甲類焼酎は少しだけカロリーが高いです。しかし甲類焼酎の気をつけるべき点はカロリー以上に、上の項目でもお伝えした割りものです。素材由来の香りがついている乙類焼酎と比べて、甲類焼酎は味がなくすっきりとしているので、酎ハイ、カクテルなどに使われることが多い焼酎です。割って飲むのであれば注意が必要です。

 

 

食べ物も気にしよう

 

 

お酒の糖質やカロリーを気にするのなら、一緒に食べるものにも気をつけましょう。アルコールが入って酔いが回ってしまうとどうしても制限していても意思が弱くなって、「今日だけ」という思いから暴食してしまいがちです。また、「意思が弱くなって仕方ない」という言い訳に乗じて暴飲暴食をしてしまう場合もあるでしょう。ダイエットを気にしているのなら、意思が弱くなるところまで飲まないこと。食べ物は何を食べるかを最初から気をつけておくことが大事です。

 

 

まとめ

 

 

ダイエットをする上で、アルコールを利用することは健康的ではありません。大前提として「ダイエット中にお酒を飲むのなら」という程度で考えていただければと思います。

 

 

焼酎がヘルシーと言われるポイントと注意点

  • 焼酎は糖質ゼロ・プリン体ゼロ
  • 割ることでカロリーは低下する
  • 割るものについては水・お湯・氷・炭酸水などのカロリーの低いものを使うこと
  • おつまみのカロリーに気をつけること

 

 

「ダイエットをするから焼酎を飲む」のではなく、「ダイエット中にお酒を飲みたくなったから焼酎を飲む」程度に抑え、飲み過ぎには注意しましょう。

 

焼酎は芋の匂いがあって苦手、、割ったりするのが面倒、、という方「日向あくがれHONU14°」という芋の匂いが苦手な方に向けて開発された焼酎がオススメです。

こちらは前割り焼酎という既にアルコール度数14°(ワインに近いアルコール度数)に調整されており、割らずにそのまま飲むことも可能です。

おすすめ 日向あくがれHONU14°

 

また、どうしても芋の匂いは、、という方には麦・米・粟(あわ)・稗・黍・大豆、ヘルシーな穀物を原料に作られた「あくがれブルー」がオススメです。すっきりとして飲みやすく、アルコール度数20°の宮崎焼酎です。日本酒やビールがお好きな方や、焼酎が苦手な方が「これなら飲める」と仰っていただくことも多々あります。(個人差があるとは思いますが)

おすすめ あくがれブルー

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この記事を書いた蔵人
yusuke kuroki
大学卒業後、広告業界に20年。焼酎が好きであくがれ蒸留所に参加。現在はWEB周りの管理やコンテンツ作り、SNSをメインに担当。あくがれ蒸留所の好きな焼酎は「東郷大地の夢」
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