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焼酎を芋作りから行うプロジェクト始まりました!(6/17更新)

蔵人ブログ : 2020年04月22日

あくがれ蒸留所は、弊社コンセプトでもある

 

「地域の農業の中に蔵がある」

 

を現実化させるために、焼酎を芋作りから始めるプロジェクトをスタートさせます。

 

あくがれ蒸留所で作る焼酎の原料は、現在契約農家さんに作っていただき、2人3脚で芋焼酎作りを行っています。

 

しかし本来ならば、あくがれ蒸留所は我々の焼酎を購入していただくお客様のために、芋焼酎に関わる全てのことを自分たちでやるべきであり、住所としている日向市、東郷町で芋作りをし、地域の活性化を図らなければいけないとも考えています。

 

本日焼酎を芋作りから行うプロジェクト」スタートします。

 

芋焼酎ができるまで

 

芋焼酎の原料が芋だと言うことは大半の方が理解されていると思いますが、どういう工程から芋が芋焼酎になるのかを知っている方は多くはないんじゃないでしょうか。ここでは現在のあくがれ蒸留所が行なっている芋焼酎を作る工程をご紹介します。

 

  • 芋の選定
  • 麹作り
  • 仕込み
  • 蒸留
  • 熟成
  • ブレンド
  • 瓶詰め

 

芋の選定

 

あくがれ蒸留所の芋はほとんどが黄金千貫(コガネセンガン)という品種で作られています。あくがれに限らず他酒造様も多く使用されており、芋焼酎で使われる原料の大半がこのコガネセンガンになります。コガネセンガンはサツマイモの品種の一つであり、主に鹿児島、宮崎などで作られています。

 

麹作り

 

次に麦や芋、米などを蒸したものに種麹を振りまき菌を繁殖させ、原料のでんぷん質を糖に変えていきます。出来上がった麹に水と焼酎酵母を加えます。厳しい温度管理のもと5日間管理することで「もろみ」を作ります。麹やもろみの出来が焼酎の味を左右すると言っても過言ではありません。弊社のような小さな蔵元が一番気を使う工程でもあります。

 

仕込み

 

選定し蒸した芋を前工程でできたもろみと混ぜ合わせ、アルコールを発生させます。8日間管理するとあらたな「もろみ」が完成します。

 

蒸留

 

前工程で出来たもろみを蒸留し、芋の香りの溶け込んだアルコールを取り出します。このお酒を「原酒」といいます。弊社の蒸留につきましては下記ページでもご紹介させていただきましたので、ご興味がありましたらご覧ください。

 

>>あなたが好きな焼酎は常圧蒸留?減圧蒸留?その違いを説明します<<

 

また、あくがれ蒸留所では、蒸留の初期に留出される原酒を調整した「初留取り」がございます。初留取りはあくがれの中でも、香り高く深い味わいを感じていただける焼酎です。

 

>>日向あくがれ 初留取り<<

 

熟成

 

蒸留をした後の焼酎は貯蔵タンクで熟成させます。熟成させることでお酒の角が取れ、まるくなり、味が安定します。

 

貯蔵タンク

 

ブレンド

 

出来上がって熟成し、味の落ち着いた原酒に加水し調合する「ブレンド」という作業があります。ブレンドする原酒の割合などによって大きく味が変わってきます。

 

瓶詰め

 

加水し、調合された焼酎を瓶詰めしていきます。

 

 

 

 

現地の状況

 

あくがれ蒸留所では20205月、芋作りを行う畑作りを行います。

 

あくがれ畑

 

 

写真の雑草が生え揃っている手前の部分があくがれ蒸留所の畑となります。自然豊かなこの土地で芋を作っていきます。水はけ問題や、宮崎で農業をやる以上付き合っていかなければいけない台風問題など、様々な問題が山積みですが、まずは草刈りを行い、溝を掘ったりを行ない1つずつ作り上げていきます。

 

4月22日 草刈りを行いました。

草刈り後

草干し

 

 

4月27日 トラクターを使い耕起しました。

トラクター耕起

 

 

5月14日 干していた草を焼きました。

 

 

5月20日 トラクターを使い2度目の耕起を行いました

 

 

5月27日 苗植えに伴い、畝立て、マルチ貼り、柵立てを行いました。

今日に限って天気がよく、7月並みの気温という報道もありました。そんな中、杜氏を含めパート・アルバイトさん、そして東郷町まちづくり協議会から鈴野様、よこやま農園代表の横山様ご夫妻のご指導を受け、田植え作業を行なっています。

 

 

6月2日 立てた柵にネットを張りました。また、宮崎県内では「サツマイモ基腐病」の発生が見られるとして病害虫発生予報が発表されました。特に焼酎原料用の甘藷でも発病が報告されているとのことで、弊社でも監視を続けています。

2020.0531 宮崎日日新聞より

 

 

 

6月17日 雑草の処理を行いました。

 

 

順調!と言いたいところなのですが、所々苗が育っていないところが見えます。

育っていない理由として

  • 育苗した当初、天気が良く暑かったため、苗に水が行き届かず枯れてしまった
  • 事前準備として、2、3日苗を水につけ根を伸ばしておく準備をしていなかった

と考えています。あくがれ蒸留所は農業元年、失敗もデータとして蓄積していきます。また、今回の育っていない部分も順調に伸びた蔓から植え直し、リカバリーする予定です。やはり一筋縄ではいかない農業は難しい!しかしやりがいがあります!

 

 

 

 

まとめ

 

「焼酎を芋作りから行うプロジェクト」に参加している蔵人は全員が農業初心者です。農業の知識も経験もゼロですが、何よりも「いいものを作りたい」という気持ちを持ってお酒造りに真剣に取り組んでいます。今後進捗があり次第更新していくのでお楽しみに!

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