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あなたが好きな焼酎は常圧蒸留?減圧蒸留?その違いを説明します

蔵人ブログ : 2020年04月17日

全国にいる焼酎好きの皆さんこんにちは!

 

一言で焼酎と言っても、焼酎は奥深いものです。

 

以前飲んだ焼酎が美味しくて、自分で焼酎を買ってみたけどあんまり美味しくない

 

そんな経験ありませんか?

 

環境や飲み方が変わればお酒の味も変わってきますが、それ以前に、焼酎そのものの味が違うことはよくある話です。

 

今回は、自分の好きなタイプの焼酎を見つけるための指標として、焼酎の製造方法を知っておきましょう。

 

 

焼酎は蒸留酒。そもそも蒸留って?

 

「蒸留酒」と聞くと難しく感じるかもしれませんが、ウイスキーやブランデー、ウォッカ、ジンなど蒸留酒の種類は様々です。では「蒸留」の具体的な方法を説明します。

 

蒸留の仕組み

 

そもそも蒸留という工程は、すべての酒造工程に当てはまるわけではありません。

 

原料を発酵して発酵したものを蒸留する。これが一連の流れです。

 

(例)米(原料)発酵蒸留米焼酎

 

となり、醸造酒(日本酒・ビール・ワイン)や混成酒(リキュール)とは作り方が異なります。

 

蒸留とは液体を加熱し、一度気化させ、その気化させた通り道で蒸気を再度冷やして液体にすることを言います。

 

蒸留

 

焼酎を作る上での蒸留方式

 

焼酎の蒸留方法は大きく分けて2つ存在します。この蒸留方式により「乙類焼酎」と「甲類焼酎」に分かれます。ここでは蒸留方法について説明します。

 

単式蒸留(乙類焼酎)

 

単式蒸留は、焼酎の原料であるアルコール発酵したもろみを熱し、アルコール分を含んだ蒸気を冷やすことでお酒を作り出す方法です。弊社あくがれ蒸留所の本格焼酎も単式蒸留で造られています。

 

特徴として、個性的な香りや風味をもった焼酎を作ることができます。

 

連続式蒸留(甲類焼酎)

 

連続式蒸留は、一度蒸留した液体を何度も連続して蒸留する方法です。何度も蒸留することで、原料の匂いや香り、個性を取り除き、純粋なアルコールに近い蒸留酒を作ることができます。すっきりしていてクセがなく、酎ハイ、お湯割り、カクテルなど、割って飲むことが多い焼酎は甲類焼酎が多いと言えます。

 

 

経済的には乙類焼酎が高く、甲類が安いとよく言われますが、甲類の質が悪いわけではありません。それぞれに特徴があるので自分が飲みたい焼酎を選びましょう。

 

単式蒸留の常圧蒸留方式と減圧蒸留方式

 

単式蒸留には2つの蒸留方式が存在します。「常圧蒸留」「減圧蒸留」によって焼酎の味は異なります。

 

常圧蒸留とは?

 

常圧蒸留は、原料をもろみにしたものを高温で熱し、発酵させて気化した蒸気を再度冷やして液体にする伝統的な蒸留手法です。原料由来の成分を多く抽出することで香りや風味豊かな焼酎を作り上げることができます。特に芋焼酎などの香りが好きな人に常圧蒸留で造られた焼酎はおすすめです。

 

常圧蒸留

 

 

減圧蒸留とは?

 

減圧蒸留とは、昭和50年以降に普及した方法で、タンク内を真空にし、気圧を下げることで低温で蒸留を行う方法です。気圧を下げることにより、低い温度でも気化することができます。減圧蒸留で蒸留された焼酎は常圧蒸留と比べ、香りが少なく、雑味がありません。芋焼酎の芋の匂い、麦焼酎の麦の匂いなどが苦手な人からすれば飲みやすい焼酎と言えるでしょう。

 

減圧蒸留

 

 

まとめ

 

今回は焼酎の蒸留方法について説明させていただきました。

 

簡単にまとめると

 

蒸留方法には単式蒸留(乙類焼酎)と連続式蒸留(甲類焼酎)の2種類があり、単式蒸留(乙類焼酎)の中でも常圧蒸留と減圧蒸留に分けられている。

 

常圧蒸留は香りや風味が豊かで、減圧蒸留は雑味がなくスッキリしているのが特徴。

 

なんとなく自分の好きな焼酎の傾向がつかめましたか?焼酎の味は千差万別です。自分の好きな焼酎を探すのも楽しいと思いますよ!

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