2022年05月02日 焼酎の知識

「日本のお酒を樽で美味しくする会社」有明産業さんにお邪魔してきました

4/27(水)樽の製造・樽のメンテナンスをされている「有明産業」さんにお邪魔してきました。

実は弊社の樽仕込みシリーズで使用している樽は、全て有明産業さんで造られているもので、弊社としても倉庫は何度も見させていただいていたのですが、今回は初めて樽作りの現場を見させていただきました。

 

まず敷地内に入って目に飛び込んできたのは樽(当然ですが)

 

こちらはエントランスにあるロゴ

 

 

Taruskyについて

エントランスを抜けると有明産業さんのオリジナル樽仕込み焼酎のtarusky(タルスキー)も置いてあります。後ほど試飲させていただきました。

Taruskyはこちら( https://tarusky.jp/ )でも購入できます

 

こちらはTaru Fravor。お酒にスティックを漬けておくだけで香りがお酒に移って樽香を感じるオリジナルのお酒が作れるという優れもの

 

 

酒樽の種類

弊社が有明産業さんからこれまで仕入れている樽は、シェリー樽ですが、そもそもお酒を入れる樽は2種類あり、新樽か中古樽に分けられます。

新樽

木材をカットして新しく作られる樽です。ホワイトオークをはじめとして、ヨーロピアンオークや国産材のミズナラなど様々な樽材があり、それぞれに個性が違います。また有明産業さんの樽は他社製品に比べ側板の厚みを持たせていることで、2回の再生加工(リメイク)を可能にしたことにより長期的に使用することができコストメリットを実現しているとのこと

引用 取扱商品(http://ariakesangyo.co.jp/products/)

 

中古樽

シェリー酒やバーボン、ワインなど様々な用途で使われていた樽をリメイクした中古樽も存在します。弊社の樽熟成に使われているのはこちらの中古樽がほとんどで、以前入れられていたお酒の特徴を持ったお酒を作ることができます。

 

 

樽作りの現場とは

今回は新樽の制作現場を見学させていただきました。

まず樽作りの現場に入ってインパクトがあったのはこちら

樽の内側から火の柱が上がっております。樽の内面を強い熱で炭化させるのはバニリンをはじめとする甘い熟成香味成分を引き出すために重要な行程です。

樽の内側には焼き目がついています。

樽の内側で火を焚いて内側を焦がしているんですね。

 

こちらは樽の形を形成するために木を曲げたり

タガをはめている機械があったり、様々な機械があります。

「安全は今日も足もと手もとから」と言う強いメッセージ

有明産業さん、見学させていただきありがとうございました。

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この記事を書いた蔵人
yusuke kuroki
大学卒業後、広告業界に20年。焼酎が好きであくがれ蒸留所に参加。現在はWEB周りの管理やコンテンツ作り、SNSをメインに担当。あくがれ蒸留所の好きな焼酎は「東郷大地の夢」
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