弊社では本日、「東郷 大地の夢」の瓶詰め作業を行っています。
先日Twitterでも紹介させていただきました、杜氏が詰口(瓶詰め)前に加水し、アルコール度数の調整を行っている様子です。
現在詰口前のアルコール度数の調整を行っています❗️
神経を使う作業に、普段は優しい杜氏もこの時だけは話しかけてはいけないオーラが漂っています🤫#あくがれ蒸留所#焼酎#焼酎を科学する pic.twitter.com/kkRGOlQCh3— あくがれ蒸留所 (@akugarejyouryuu) March 30, 2021
このTwitterの投稿を見てもお分かりだと思いますが、瓶詰めの作業は加水して、タンク内で焼酎に十分水を馴染ませてから行っていきます。本日は、そのアルコール度数を調整した後の工程、「焼酎瓶詰め作業工程」をご紹介します。
焼酎の瓶詰め作業工程
それでは瓶詰め作業工程を紹介していきます。
まず瓶を洗浄していきます。洗浄は2日にかけて行い、瓶詰め前日に前洗い、当日に本洗いを行い乾燥していきます。写真は720mlの瓶を逆さまに固定し、瓶の内部と外側を同時に洗浄している様子です。新品で綺麗な瓶ですが、当然弊社内にて洗浄をしていきます。
洗浄した瓶は区画された場所にて乾燥されます。本日の瓶詰め本数は720mlが624本、1.8lが288本です。瓶詰めする本数は、商品在庫出荷状況によって変わります。
瓶の乾燥を待っている間、同時進行で瓶を入れるケースを組んで行きます。
次はいよいよ充填機を使って瓶に焼酎を詰めていきます。同一量を1度に6本充填することが出来ます。瓶が動きぶつかる「チリンチリン」という音が蔵内に響き渡ります。
瓶に焼酎を入れたら栓をしていきます。栓も事前に洗浄し乾燥させています。
栓をしたら、打栓機でしっかり栓を固定します。手動で行っています。
瓶詰め終了後、目視で瓶に傷や汚れがついていないか、異物が混入していないか、等の確認を行います。いわゆるこの段階が最終チェックの項目です。
確認後、ラベルとバックシールを機械にて貼っていきます。今回の「東郷 大地の夢」に関しては機械にて行っていますが、特別な仕様のものは手張りで対応することもあります。
商品が出来上がりました。
今回は瓶詰め作業工程を紹介しました。あくがれ蒸留所は大きい酒蔵ではありません。だからこそ一つ一つの作業を丁寧に行い、満足のいく品質を保っていくことを大事にしています。本日瓶詰めした焼酎を飲んでくださるお客様が、楽しんで飲んでいただければ嬉しいです。