今回は、先日(2021年2月10日)インスタライブで紹介させていただいた、アルコール(初留取り日向あくがれ)入りボンボンショコラの作り方とレシピを紹介します。
こちら、あくがれ蒸留所のある宮崎県日向市にお店を構える洋菓子店SEIKADOさんに依頼して作っていただいたものになります。
今回は大人気商品の生みの親である店長の緒方大介さんに直接お時間をいただき、作成手順を撮影させていただきました。実は、SEIKADOさんでチョコレート商品は販売していません。店長の緒方さん曰く、ご自身の体温がチョコレートを扱うには高すぎるので、チョコレートは商品としておかないとのこと。
この商品に対してのこだわりが「スイーツサンド」のヒットにも繋がってるんですね。
焼酎入りのボンボンショコラを作った経緯
インスタライブを行う上で、バレンタインデーにちなんであくがれの焼酎を入れたウイスキーボンボンならぬ、焼酎ボンボンを作るのがいいんじゃないか。という蔵人の思いつきに近いアイデアで始まった当企画は、蔵の中でもチョコレートを使って試行錯誤したのですが、中々うまくいかず、プロに話を相談させていただいたところ、快く作っていただく流れになった次第です。
また、ご家庭で作っていただく上で、チョコレートボンボンより、ボンボンショコラの方が難易度が低いのでそうした方がいいのでは?との声からボンボンショコラを作らせていただきました。
ウイスキーボンボンをモデルに初留取りを使用
何と言ってもウイスキーの香りとチョコレートの甘みが特徴なウイスキーボンボンですが、焼酎で作り上げる場合、芋の香りが特徴の芋焼酎が果たしてチョコレートに合うのかという懸念がありました。そこでバナナやパイナップルの華やかな香りに例えられる「初留取り 日向あくがれ」を使用することに。アルコール度数も42度と、一般的なウイスキーの度数である40~43度と同等のものです。ウイスキーボンボンの匂いとは異なるボンボンを作れれば面白いのではないか。という理由で初留取りを使用しました。
初留取り 日向あくがれ入りボンボンショコラレシピ
今回はバレンタインデーに合わせてご家庭でも作っていただけるよう比較的簡単なレシピを教えていただきました。
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※開始10分~18分の間がボンボンショコラ作りになります
材料
- ミルクチョコレート 50g(150g)
- スイートチョコレート 50g(150g)
- 生クリーム 80cc(240cc)
- 無塩バター 20g (60g)
- 初留取り日向あくがれ 10cc(30cc)
- コーティング用チョコレート 200g(600g)
- デコレーション用材料 (麦チョコ・ホワイトチョコレート・かぼちゃの種・金粉)
()内が今回インスタライブで作った内容の容量です。出来上がりは3cm角(厚み1cm程度)で25〜30個出来ます。
レシピ
- ミルクチョコレート、スイートチョコレートを合わせます
- バターと生クリームを合わせて加熱します
- 鍋のふちが泡立ってきたら加熱を止めます
- 1と3を合わせてチョコレートが溶けるまで馴染ませます
- 初留取りを加えて混ぜ合わせます
- バットに流し固まるまで冷蔵庫で冷やします
- コーティング用チョコレートを湯煎して溶かします
- 固めたチョコレートを一口大に切ります
- 切り分けたチョコレートをコーティング用チョコレートに1つずつくぐらせます
- 余分なチョコレートをふるい落とし乾かします
- お好みでデコレーションをし、冷蔵庫で冷やします
※4.5の行程は混ぜすぎるとチョコレートが白くなるおそれがあるので、混ぜすぎないこと
このレシピに合う焼酎
インスタライブでもお伝えしましたが、この「初留取り」。試飲会などでは焼酎が苦手な方も好きな方も口を揃えて「うまい」の太鼓判をいただいている商品です。華やかな香りは芋焼酎というよりもフルーツを連想させます。甘く華やかな香りを持ちながらアルコール度数は42度とあくがれ蒸留所でも一番度数の高いインパクトのあるお酒です。
チョコレートの甘さにも対抗できるインパクトを持ちながら、その味を邪魔しない。味わってみてください。
今季限定300本です。詳細は 初留取り 日向あくがれ から