熊本国税局の令和2年酒類鑑評会(本格焼酎部門)におきまして
「日向あくがれ白麹仕込み」が
優等賞
あくがれ蒸留所が
製造場代表
を受賞致しました。
いつもあくがれをご愛飲いただいている皆様へ
今回熊本国税局が行った令和2年酒類鑑評会(本格焼酎部門)で日向あくがれ白麹仕込みが優等賞を獲得しました。
弊社の掲げる「焼酎を科学する」というコンセプトのもと行ってきた焼酎作りが、今回その努力が結果に繋がったと確信しております。
令和初となる優等賞(※昨年は3月発表だったため令和初となります)に、あくがれ蒸留所の焼酎が選ばれたのも、あくがれをご愛飲いただいているみなさまのおかげです。今年も変わることなく、焼酎作りに邁進してまいります。
杜氏山本から
この度の熊本国税局主催の酒類鑑評会にて優等賞をいただけた事心より光栄に思います。
あくがれ蒸留所のメインブランド「日向あくがれ白麹仕込み」は鼻から抜ける芋ならではの甘く香ばしい風味を持ちながら口に残らずスッキリとした飲み口が特徴です。
その味わいを目指し、麹造りは昼夜問わず温度管理をし、もろみは日々の変化を見逃さぬよう観察を怠らず、蒸留は終わる瞬間のここぞという一瞬を見逃さず、貯蔵後は手間暇かけて丁寧に油のすくい取りを行ってまいりました。
これまでの積み重ねが焼酎へ伝わり、今回の評価に繋がったのだと思います。
これからも焼酎造りに真摯に向き合い、更なる品質向上に努めてまいります。
酒類鑑評会とは
国税庁では、酒造技術の品質向上を図るために、各国税局(札幌・仙台・関東信越・東京・金沢・名古屋・大阪・広島・高松・福岡・熊本・沖縄)にて、年に一度酒類の品質評価を行います。これを酒類鑑評会と言います。
地域ごとに作るお酒は異なりますので、酒類鑑評会は各国税局ごとに出品区分がされています。
下記は昨年の各国税局の鑑評会の出品酒数と受賞酒数です。
札幌国税局(新酒鑑評会)
道産米吟醸酒の部(受賞酒数6 / 出品酒数54)
吟醸酒の部(受賞酒数2 / 出品酒数32)
純米酒の部(受賞酒数6 / 出品酒数29)
仙台国税局(東北清酒鑑評会)
吟醸酒の部(受賞酒数69 / 出品酒数229)
純米酒の部(受賞酒数49 / 出品酒数161)
関東信越国税局(酒類鑑評会)
吟醸酒の部(受賞酒数53 / 出品酒数157)
純米吟醸酒の部(受賞酒数54 / 出品酒数174)
純米酒の部(受賞酒数27 / 出品酒数86)
東京国税局(酒類鑑評会)
清酒の部(受賞酒数42 / 出品酒数111)
本格焼酎の部(受賞酒数2 / 出品酒数13)
ビール・発泡酒の部(表彰対象外 / 出品酒数51)
金沢国税局(酒類鑑評会)
吟醸の部(受賞酒数17 / 出品酒数132)
金沢酵母吟醸の部(受賞酒数13 / 出品酒数77)
名古屋国税局(酒類鑑評会)
吟醸酒の部(受賞酒数20 / 出品酒数112)
純米酒の部(受賞酒数28 / 出品酒数71)
本醸造酒の部(受賞酒数21 / 出品酒数54)
大阪国税局(清酒鑑評会)
吟醸酒の部(受賞酒数31 / 出品酒数83)
燗酒用清酒の部(受賞酒数31 / 出品酒数79)
広島国税局(清酒鑑評会)
吟醸酒部門(受賞酒数26 / 出品酒数73)
純米酒部門(受賞酒数28 / 出品酒数69)
燗酒部門(受賞酒数21 / 出品酒数58)
高松国税局(四国清酒鑑評会)
吟醸酒の部(受賞酒数12 / 出品酒数32)
燗酒の部(受賞酒数14 / 出品酒数37)
福岡国税局(酒類鑑評会)
醸造酒(受賞酒数20 / 出品酒数106)
純米酒(受賞酒数19 / 出品酒数85)
本格焼酎(受賞酒数15 / 出品酒数132)
熊本国税局(酒類鑑評会)
清酒の部(受賞酒数19 / 出品酒数122)
本格焼酎の部(受賞酒数135 / 出品酒数512)
沖縄国税事務所(泡盛鑑評会)
泡盛の部(受賞酒数19 / 出品酒数112)
本格焼酎とは
焼酎はその製造方法により、連続式蒸留機を使ってアルコールを蒸留する「焼酎甲類」と単式蒸留機を使ってアルコールを蒸留する「本格焼酎」に分けることができます。
焼酎甲類はスッキリとしてクセがなく、酎ハイやカクテルなどに使われることが多い焼酎であり、本格焼酎は原料由来の個性的な風味や香りを持った焼酎になります。より詳しくは下記の記事でも説明していますので興味があったら読んでみてくださいね。
>> あなたが好きな焼酎は常圧蒸留?減圧蒸留?その違いを説明します <<